住宅のご相談が増えています ③

家の耐震性が心配

一部地下車庫のある築20年の木造住宅。建物の劣化状態(傷み具合)の確認と耐震性を高めたいとのご希望で調査を実施。幸い建物の損傷は少なかったので使い勝手を改善することにしました。一方、最新の耐震基準で診断した結果、多少の補強を行う必要があることが分かり、これから工事が始まりますが、施主は今までの不安が解消されたと喜んでおられました。          当NPO法人は町田市指定の「耐震相談窓口」であり、町田市との協働事業のうち町田市民が無料で受けられる簡易耐震診断の実績は2650件を超えました。大地震の発生が危惧されていることから耐震に関するご相談も非常に多く寄せられています。

住宅のご相談が増えています ②

擁壁が危ない。

傾斜地を造成した住宅に20数年お住まいの方からのご相談。数年前に某業者に進められるままに擁壁を新設。ところが最近、一部の擁壁が庭の土に押されて傾斜してきたとのこと。早速現地確認したところ細いH鋼にコンクリートパネルをはめ込んでいるが、H鋼が細く土圧に押されて傾斜している状態。道路幅が狭く工事は高額になる予想。売却も含めて現在検討中。事前に信頼できる専門家に相談出来たらこのようなことは避けられたと後悔しておられました。

住宅のご相談が増えています

最近例① 樹木の越境と近隣関係

敷地内の樹木の枝葉がフェンス越しに隣地に出たことに隣家からクレームが発生。良くある話ですが今回は隣家の主が越境している枝葉を全て切り取り、相談者の敷地に投げ込みました。更に「枝葉を切ってあげたのだから礼を言うべきだ」と迫ったそうです。大災害時のみならず平常時も近隣の関係は大切ですから、樹木を定期的に手入れをしてトラブルを極力回避するようにして時間をかけて良好な関係を築いていただければと思います。

4月1日から新しい事務所に移転しました

創設以来、18年近く原町田に事務所を置いて活動してきましたが、これからの社会に適応する組織の在り方、更に機能的な活動を可能にするために町田市森野に事務所を移転いたしました。これからは積極的な業務運営と同時に、効果的な情報発信と交流のキーステーションとして活動していきます。    

空家アドバイザーの派遣

町田市では空家対策の取り組みの一環として、空家に関する相談アドバイザーを派遣する事業を開始しました。NPO法人顧問建築家機構は、町田市と協働でこのアドバイザー事業をすすめてまいります。

空家の維持、管理、活用、改修等、地域での空家対策の取り組みについてなど、建築的なご相談についてお答えします。

お問い合わせ、お申し込みについては、当法人または町田市住宅課まで。