お問い合わせ

VOICE-03:笑顔の経糸

原町田三丁目商店会 会長 細野 敏雄 様

≫ 笑顔の経糸

町田市の中心市街地原町田地区の東南に位置する「原町田三丁目町内会」は、平成17~18年度頃より都市計画道路の築造に伴う「町内会館の移転新築」と云う難事業を抱えました。平成19年度に入り、市と話し合ってきた会館移転・新築問題研究委員会が発展的解消をし、当時の町内役員有志と関係団体として子供会・商店会の代表を交え完成に向けて「会館建設委員会」が発足しました。

移転補償金の建築費の制約や移転先(約32坪)の狭さ、そして何よりも素人集団の委員会などの理由で本当に無事竣工まで漕ぎ着けるか、当時不安と疑問でいっぱいでした。

話は変わりますが絣柄などの布織物は、経糸と緯糸を一本ずつ機織り機で交差しながら織り上げていきますが、一番重要かつ大変なのは経糸を狂い無く最初に織機に仕込むことだそうです。つまりここで行程表が出来る訳で、後は緯糸の絣をピッタリ合わせて織っていけば柄が浮かび上がっていく仕組みです。

振り返れば経糸はまさに「顧問建築家機構」のお仕事でした。全世帯に対するアンケート調査・建築費の収支バランス・設計管理者及び解体、建築業者の選定・和洋集会室の取り合わせ・防災面や一時避難所の役割・祭礼等地域行事への対応策などなど… 経糸がしっかり示されていたからこそ様々な意見がまとまり、反物いや建物が完成したのではないかと思っております。

結果平成20年4月無事竣工。抑えどころの糸と柄が合うよう的確にアドバイスし、和をもって完成したのは正にプロの仕事と感服し、同時に深く感謝しております。

現在貴機構も大勢の理事会員がいらっしゃると存じますが、設立間もない頃にも拘らず前島代表や神長副代表にはお忙しい中いつも笑顔で接していただき、大変お世話になりました。10周年を機に、今後は地域に「笑顔の緯糸」をもっと増やしていただけるよう、大いにご期待申し上げます。